IT系で働くということ

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圧倒的な論理的コミュニケーションとは

初めまして!
デザイナーの後藤です。

私は、大学院まで建築やデザインの勉強をして、新卒ではSIerに入りエンジニアとして働いたり、、、
UIデザイナーとして働いたり、、、紆余曲折ありながら、縁あってアウルスで働かせて頂くことになったのですが、、、

自然豊かな田舎の大学で6年も呑気に勉強していた私にとって、
大都会東京のいわゆる、IT系メガベンチャーは衝撃の連続でした。

まず、私の就職したメガすぎるベンチャー企業は新卒入社が1000人程度いました。
入社式に見えた社長の顔は、豆粒ほどの大きさで、、、
入社したはずなのに、それから4ヶ月は研修会場と家の往復。
多すぎる同期との集団行動は、ニッチな環境で育った私にとっては、それだけで刺激的。

4ヶ月過ぎて、やっと現場に配属されると部署で使用しているフレームワークの研修が始まり、、、
少しづつ一緒に働く同僚の方とコミュニケーションを取るようになったのですが、、、

とりあえず立ちはだかったのが、

圧倒的な論理的コミュニケーション力

何か質問をしたくても、ロジカルでない曖昧な事を言うと質問で返されてしまい、、、
何も教えてもらえない、、、
「この」とか、「あの」という指示語使うと、
「このって何をさしてるの?」、「ちゃんと的確に言わないとわからないよ」と言われる、、、
本当にエンジニアは日本語が通じない、機械みたいな人種だなと感じました、、、。

しかし、話が通じないと仕事はできる訳もなく、必死にコミュニケーション力を身につけました。

必死に試行錯誤している中で
研修で言われた一言を思い出したのですが、

IT系の会社の資源は人だけだという事

何もないところから、
人がコードというよく分からない文字列を1行ずつ書いてサービスを作り、
商品として売る仕事。

人から全ての商品が生まれる。

「このボタン」の意味する緑のボタンは、昨日誰かが作った保存するボタンで、
明日には青色の新規作成のボタンに変わってしまうかもしれないんです。

UIとかデザインを作る時も、
新卒の時に指摘された多くのことが役に立っていると感じます。

デザインは基本的に手段ですが、
その手段には必ず目的があるはずで、、、

UIを説明する時に、そのUIの目的を丁寧に話す事で
方向性を見誤らないデザインを作成できるのではないかと思います。

まとめ

コミュニケーション力とか論理的思考って結局実際のところ、どうゆう事なのか。
IT系に入るまで、全く分からなかったけど、少し働いて気づいた事をまとめてみました!